海外事業のご担当者さま、こんにちは。セカラボの田村です。
いま話題のChat GPTで、海外進出ビジネスを考えてみました。
まず、私たちセカラボについて、下記のような質問をしてみました。
Q 海外進出支援を行う株式会社セカラボについて、ウェブ上で発信されている情報から、会社の事業概要を教えてください。
これに対する、Chat GPTの回答は、以下でした。
株式会社セカラボは、日本の企業が海外進出する際に必要とされる多様なサービスを提供する会社です。以下は、ウェブ上で発信されている情報から抜粋した、セカラボの事業概要です。
海外進出支援サービス セカラボは、海外進出を考える企業に対して、進出計画の策定から、進出後のビジネスマネジメントまで、幅広い支援サービスを提供しています。具体的には、市場調査、法務サポート、ビザ申請、出店先探し、現地法人設立などを行っています。 現地採用・人事管理サービス 海外現地での採用・人事管理においては、現地の法律や文化、労働環境についての知識が必要となります。セカラボは、現地採用の支援や、グローバルな人事制度の導入支援を行っています。 海外進出関連セミナーの開催 セカラボは、海外進出を考える企業向けに、セミナーやワークショップを開催しています。海外進出の基本的な知識から、具体的な市場分析やビジネスマネジメントに関する情報まで、幅広くカバーしています。 その他のサービス その他にも、海外進出に必要な書類作成支援や、ビジネスプランの策定支援、財務・会計サポートなど、様々なサービスを提供しています。以上が、セカラボの事業概要です。海外進出を考える企業にとって、セカラボのような専門の支援会社があることで、海外進出の際に生じる多様な問題や課題に対処することができます。
素晴らしいの一言です(汗)
端的に、要所を押さえた会社の解説文を提供してくれました。
続いて、下記のような質問もしてみました。
Q ありがとうございます。さらに、セカラボのサービスを模倣して、海外進出を考えている企業が必要とするであろう進出ロードマップを出力してください。海外進出を考えている企業の概要は、食品や日用品のメーカーで、国内では中堅どころの規模、海外取引は経験が無く、どの国に進出すべきかを検討するために情報収集を始めたところ、という設定です。進出ロードマップには、フェーズごとにどんな目的達成を持つべきか、という内容を記載してください。
この回答も、まさに模範解答、という感じで秀逸です。
以下は、海外進出を考える企業が必要とする進出ロードマップの例です。このロードマップは、食品や日用品のメーカーで、国内では中堅どころの規模、海外取引は経験が無く、どの国に進出すべきかを検討するために情報収集を始めたという設定に基づいています。ロードマップには、フェーズごとにどんな目的達成を持つべきか、という内容を記載しています。フェーズ1:調査・準備
目的:海外進出に必要な情報を収集し、進出のための基盤を整える。 タスク:
進出する国の市場調査を実施し、需要動向や競合情報などを収集する。 税務、法律、ビザなどの進出に必要な情報を収集する。 資金調達の方法を検討し、必要な手続きを進める。 進出戦略を策定し、進出目標を設定する。 進出に必要な人材やパートナーを探す。フェーズ2:進出準備
目的:進出に必要な手続きを進め、進出準備を整える。 タスク:
現地法人設立や事業登記の手続きを進める。 税務、法律、ビザなどの手続きを進める。 進出に必要な施設や設備を調達し、現地でのビジネス環境を整える。 現地での人材採用や人事制度の整備を行う。 マーケティングや広報活動を実施し、ブランド認知度を高める。フェーズ3:進出実行
目的:海外市場でのビジネスを開始し、成果を上げる。 タスク:
製品やサービスの提供を開始する。 現地でのマーケティングや広報活動を継続的に実施する。 現地でのビジネスネットワークを構築し、取引先を増やす。 ビジネス成果を定期的に評価し、改善点を洗い出す。 現地での法令や文化に合わせた営業やマーケティング戦略を立て、実施する。 現地での人事・経理・財務などの業務を遂行し、現地法人の運営を管理する。フェーズ4:成果確認・展開
目的:進出成果を確認し、今後の展開方針を決定する。 タスク:
進出した市場でのビジネス成果を評価する。 市場の需要動向や競合情報を踏まえ、今後のビジネス戦略を策定する。 進出した市場での製品やサービスの改善点を洗い出し、改善・開発を実施する。 他の市場への進出を検討する。以上が、海外進出を考える企業が必要とする進出ロードマップの一例です。実際の進出にあたっては、企業の状況や進出する市場の特性に応じて、より適切なロードマップを策定する必要があります。
どうでしょう?
「目的を記載して」というリクエストに対して、細かいタスクまで洗い出してくれるところなんかは、相当仕事ができるヤツですね。頼もしい。
日頃、私たち進出支援企業が、お客さまに対して、こうでもない、ああでもない、と苦心しながら、スライドやスクリプトを用意して説明していることが、これほど簡潔に、しかも1分もかからずに出力されてくると、驚きを通り越して、感動すら覚えます。
このあたりで、「こりゃ、コンサルタントも必要なくなる職種に入るかな?」と感じ始めます。調子に乗って、下記のような質問もしてみました。
Q ありがとうございます。では、このようなロードマップを参考に、この企業が海外進出の準備を始めると、実際にはさまざまな障害にぶつかります。想定されるそれらの障害を、人、物、金、場所、コンテンツ、という項目に分けて、課題とその解決案、という考え方でまとめてください。出力は表形式でお願いします。
はい、以下が想定される障害とその解決案の例です。
項目 | 課題 | 解決案 |
人 | 現地の文化や言語、ビジネススタイルに不慣れなことから、現地でのビジネスパートナー探しやビジネス交渉が難しい。 | 現地の人材を採用するか、現地のコンサルタントやエージェントを利用して現地でのビジネスパートナー探しや交渉を支援してもらう。また、現地の翻訳や通訳サービスを利用する。 |
物 | 海外進出に必要な物品の輸送・配送がコストやリスクが高い。 | 現地に在庫を置き、現地の物流拠点から配送することでコストやリスクを低減する。また、ローカライズした製品やサービスを現地で生産・提供することで、配送のコストを削減する。 |
金 | 海外進出に必要な費用が不足している。 | 資金調達を行う。銀行から融資を受ける、投資家から資金を調達する、政府系の支援制度を活用するなど、さまざまな資金調達方法がある。 |
場所 | 海外進出先の市場での立地やオフィス運営が困難である。 | 現地にオフィスや拠点を開設することで、市場に近づき、顧客やビジネスパートナーとのコミュニケーションがスムーズになる。また、共有オフィスやコワーキングスペースなど、リーズナブルな選択肢もある。 |
コンテンツ | 海外進出に際して、商品やサービスの名称やマーケティングコンテンツがそのままでは適切でないことがある。 | 現地の文化や言語に合わせたローカライズを行うことで、現地の市場に適した商品やサービスを提供する。また、現地の市場での需要や競合分析を行い、適切なマーケティング戦略を立てる。 |
以上が、海外進出において想定される障害とその解決案の一例です。
おお… まさにソリューション提供の骨格が見えてきますね。ますます、コンサルタント要らずだな、こりゃ…
ここまで来ると、じゃあ、これからの進出支援企業って、どんな会社になっているべきなのか、進出支援コンサルタントの本来の役割ってどう変わるの? と疑問に思いますね。Chat GPT大先生に聞いてみました。
Q ありがとうございます。では、このような進出事業の全体像が理解できるようなビジネスシーンになったときに、株式会社セカラボのような進出支援企業に求められる、本当の価値創出とはどんなものでしょうか?
海外進出支援企業に求められる本当の価値創出は、以下のようなものがあります。
地域に精通した情報提供: 進出先の地域の市場や法制度、文化など、現地の情報に精通し、それを企業に提供することで、企業が迅速かつ適切にビジネスを展開できるように支援します。 ネットワークの提供: 進出先でのビジネスを成功させるためには、地元企業やパートナー企業との良好な人脈が必要です。海外進出支援企業は、地域のビジネスパートナーとのコネクションを持っており、そのネットワークを活用して企業をサポートします。 進出戦略の立案: 進出先の市場や文化を考慮し、企業が成功するための戦略を立案することが必要です。海外進出支援企業は、専門的な知識や経験を持っており、企業が成功するための最適な戦略を提案し、実行に移すことができます。 翻訳や通訳の提供: 進出先でのビジネスにおいて、言語の壁は大きな課題です。海外進出支援企業は、翻訳や通訳のサービスを提供し、円滑なコミュニケーションを支援します。 トラブル解決の支援: 進出先でのトラブルは避けられません。海外進出支援企業は、トラブルが発生した場合に、迅速かつ適切に解決するためのサポートを提供します。 ローカルサポートの提供: 進出後にも、海外進出支援企業は、現地でのビジネスに関するアドバイスやサポートを提供することで、企業が長期的に成功するための支援を行います。海外進出は、多くの課題やリスクを伴う重要な決断です。海外進出支援企業は、企業がこれらの課題やリスクを克服し、成功するためのパートナーとして、本当の価値を提供します。
うん、まさに、私たちセカラボのメンバーが日々考えていることを、ズバリ言い当てていますね。
AI恐るべし…
いかがでしたか? インターネットやAIが発達し、情報収集や学習活動が、より効率化していくこれからの社会において、私たちセカラボのような実務支援サービスをどう使うべきか、ということが、多少なりともイメージできたかもしれませんね。
とはいえ、「Chat GPTだけでは、実際のプロジェクトは動かんよ…」と感じられたそこのあなた! ぜひ、ご相談ください。そういうお客さまにピッタリの、支援プログラムをご案内いたしますよ!